間伐の様子に密着
THINNING実行委員の石橋です。
本日は同じく実行委員である、moqu c0moの薦田さんが間伐作業を行うとのことで、同行して参りました。
僕らのイベント名でもある“THINNING”、これは“間伐”を意味する言葉です。
今、全国各地の森では正しい間伐が行き届いておらずその結果、地盤の緩みなど土砂崩れの原因となる要素が多く含まれているのです。
薦田さんから間伐の意味、そして自然に対するお話を聞きながら作業が進んでいきます。
自分の背丈の何倍もある木を見上げては、切り倒す方向や一連の流れを頭でシュミレーションしていきます。
今回はロープを使って木を倒す方向を作ってあげる方法も実践していました。
高い木に慣れた様子で登っていく薦田さんは、簡単そうに見えてすごく職人の技を感じさせます。
切った後の材がどちらに転がるかを見極めながらチェーンソーを操っていきます。
木が大きな音を立てて倒れていく様子はなんとも言えない迫力です。
ここまで立派に育ってくれた木に感謝して、切らせていただきます。
密集した木を倒し、地面に太陽の光が届く。
そうすると小さな草木が生え、根を張り、山の地盤が健康に保たれます。
空を見上げると、青空が覗いています。
この作業を“空あけ”と呼ぶんだそうです。
無事に事故もなく間伐を終え、帰りは糸島のニュースポット、糸島七座前へ。
この素晴らしい景色と自然がいつまでも続くといいですね。
本日は、間伐のご報告でした。
THINNING 3rdで少しでも多くの方に森の問題を知ってもらえればと改めて思った1日でした。